160709 or DIE


 今日は名古屋へお出かけ。
十云年ぶりにトルコ料理を食べて
十云年ぶりに名古屋のミニシアター、シネマテークに脚を運んだ。

何故 十云年ぶりづくし か。
二十代半ばぐらいまでは 用が無くても名古屋大須によく通ってて、
なんとなく居心地のいい街だったんだけど、
巡回ルートだった中古音盤屋や玩具屋、トルコ料理店が無くなってからは
名古屋自体に出かける機会が減ってしまったのであった。

時々"トルコ料理また食いたいなぁ"などと思ってはいたものの、
最近その欲が抑えられなくなったので探して行ってきたのがこちらのお店。


名古屋市東区にあるTAXiM(タクシム)。
地下鉄桜通線高岳駅 徒歩5分。

前情報無しで初めて行く店なのでちと緊張したが
雰囲気も味も良い塩梅のお店であった。

日替わりパスタランチセット 850円
 (窯焼きパン、豆スープ、マッシュルームとクリームソースのパスタ)
アジュル・エズメ  380円
 (野菜のピリ辛ペースト)
を注文。


カウンター席目の前でパン生地を伸ばして写真右奥の窯で焼いてくれる。
風船状に膨らんだパン。
カリッとした部分とモチモチした部分があって、触感も楽しい。
スープは非常に質素な味。懐かしい。


アジュルエズメとパスタも来たところ。
少食な私だと満腹になるボリュームだった。
トルコ料理店でパスタって食べたことなかったのでちょっと新鮮。
クリームソース美味しかったので、パンに付けて食べちゃった。


アジュル・エズメ。
トマト、パセリ、唐辛子、ニンニクなどをペースト状にした冷製オードブル。
これが食べたくてトルコ料理店を探したといっても過言ではない。
久々に食ったけどやはり美味かった。満足。


ごちそうさまでした。
また来たい。


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 続いて映画館へと移動。

地下鉄桜通線今池駅徒歩10分。
名古屋シネマテーク。40席1スクリーンのミニシアター。


雑居ビルの二階。廊下からこの雰囲気。


本日観に来たのは、
ゴーストライター騒動後の佐村河内守氏に密着した
ドキュメンタリー映画"FAKE"。

名古屋で唯一の上映館、
上映回数も席数も少ないせいもあるけど、館内満員。凄い熱気。
地べたに座椅子席での鑑賞となった。

かつてVOCALOID楽曲動画のお手伝いで知り合って以来
今もつるんでいる、田中和夫さん、恩田こなさんとこの映画を観たのだが、
この手の話が出来る友人は多くないので
いやー、このメンツで観に来れてほんとよかった。
音楽やってるヒトの視点、広島人視点の感想も知れて興味深かった。
感想は後程。

一旦、栄へと移動。
楽器屋店頭に置いてあるシンセサイザーで
田中さんが佐村河内曲をさっそく再現してくれた。ほんま器用だわこのヒト。


同じビルのブックオフにて。
財布が軽いから今日は音盤買うまいと誓ってたのに
2枚も買うてしもた。


再び今池に戻り、
シネマテークがある雑居ビルの地下1階にある焼き鳥屋で乾杯。
酒飲みながら思う存分佐村河内トークが出来て
大変充実した一日だった。


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 佐村河内ドキュメンタリー映画"FAKE"。

ドキュメンタリーと言いながら
この映画そのものの虚実すらも観る側に問うてくる、
観るヒトによっては発狂モノのモヤモヤ映画。

ソシャゲの返金騒動からマスコミの政治報道まで
ありとあらゆる正義という名の私刑が私にもたらすこのモヤモヤが
全て同根であることをきちんと記録している映画でもあった。

耳はほんとに聞こえないのか? 世間を欺いた一大ペテン師なのか?
おそらく世間一般が求めるワイドショー的正解はほとんどここにはない。

ただただ"悪人"として世間からはじき出されたくたびれた人間を通して、
メディアリテラシーや 安易な情報消費社会といった様々な問題を
そのまま記録している。
...公式の煽り文句が言うところの"衝撃のラスト"を除いて。

ちなみに個人的には、ラスト10分は"衝撃のラスト"ではなかった。
寧ろ従来から友人には話してた
"佐村河内は本当に音楽やりたいならコミケで自主制作音盤を出すべき"
が俄かに現実味を帯びるかのような、光明のようなラストだったし、
それすらもブック(筋書)なんだろうな、とすら思わせる、
よく言えば"考えさせる"、悪く言えば"丸投げする"作品だった。
その意味で、森監督はこのラストの為に、
ドキュメンタリーの一線を越えちゃったんじゃないかと思ってる。

私の中で佐村河内氏は
虚像だったとしてもこのセルフプロデュース力、
創作やエンターテイメント的に活かさないのは勿体ない、
このまま無かったことにするには惜しい人物、という位置づけ。

映画中、海外メディアがインタビューという名の尋問で指摘した
"そもそも佐村河内譜は音楽に当たるのか否か"(要約)という問題は、
世間的にはとても重要だし、個人的には実にどうでもよいと思ってる。

何を作るか、どう作るか、を世間一般の常識に当てはめることに
どれほどの意味があるのだろうか、という視点を否定する度胸は私にはない。
これは、
"きれいな絵を描くヒトは心もきれいに違いない"
みたいな作品と作者の同一視論、感情論にも関わる話かなぁ、とも思ってる。

"FAKE"というタイトル、
虚実の判断を受け手に委ねるスタイル。

佐村河内宅に取材交渉に訪れた客人との多数の応接時や普通の食事の時など、
奥さんがケーキを用意するシーンの多さが妙に印象に残る映画でもあったが、
虚実とケーキの組み合わせについうっかり
"The cake is a lie"
というフレーズを思い出してしまった。

これも偶然なのか必然なのか。



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160702 or DIE


 どうもプリパラおじさんです。
プリパラの店頭ゲームイベント
神アイドルグランプリ1st ~神ヘアアクセ大会~ に参加して来ました。



6月25日~7月10日の土日毎に対象店舗にて開催のこのイベント。
先週から参加を試みてあちこち遠出してたものの、
参加抽選の高倍率っぷりを前に 敗北を喫し続けていたあたくしですが、
この度遂に初当選。初参加とあいなった。

前回の店頭イベント(MRパラダイスコーデ大会)から数えると7回目の正直。

ちなみに、巡った店舗数と 当選数/抽選参加者数 の状況。
 6月25日:2店舗(20/55、20/75)
 6月26日:1店舗(20/190)
 7月02日:1店舗目(20/105 ここで初当選)


なにはともあれ
これでようやくうちの子を大会デビューさせてあげられた
ということであたくし大満足。


プレイの合間を縫って幾らか写真を撮ったのでペタリ。


コーデとメンバーはこんな感じ。


課題曲終了直後。
ものまね王座決定戦で 歌い終わったのにまた曲が始まった時の
ものまねシンガーのようなキョトン顔を披露するしゃみこ。


空から神クローゼット出現。
そして遂に御本人登場...じゃなくて、女神ジュリィ 降臨。
神々しい...
ジュリィのかめはめ波とともに神ヘアアクセが出現。


神アイドルチャレンジライヴを全うし ご満悦の神しゃみこ。
まぶしい。

ボタンのタイミングが通常モードとなんとなく違う感じ?がして
いいね×3 をハズしまくった。


神アイドルグランプリ専用の神演出が随所にあって
控えめに言って神素晴らしかった。
プリチケ印刷画面もご覧の通り特別演出。

印刷完了画面が出た直後、筐体がエラーを吐いてしまったので
クリア後の成績発表画面は幻と消えました...


27000いいね は無事クリアしてたので金の神プリチケを入手。
きんきらきん。
そろそろ神がゲシュタルト崩壊してきた。


金の神プリチケ 裏側。
アニメプリパラ準拠のリボン柄仕様。但し きんきらきん。
プロモチケットは通常、背面にも何かしら販促情報などが印刷されてるので、
こういうデザインにしてくれるのは非常に嬉しい。


大会モードのゲーム演出や排出プリチケのデザインはほんと素晴らしかったので、
当選枠の限られたイベントだけでこれを終わらせちゃうのは非常に勿体ないという印象。
今後なんらかの救済が入って
希望者みんなが体験出来るようになったらいいなぁ、と願うあたくしであった。


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