150627 or DIE

 MAD MAX Fury Road(邦題:マッドマックス 怒りのデス・ロード)観てきた。
クソほど愉快な映画だった。
世紀末行きて帰りし物語。
ここまで掛け値無しで面白かったって言い切れるのは 300 (スリーハンドレッド)以来かも。

マッドマックスを観終わった直後は、駐車場へ向かってるあいだ中
"What A Lovely Day!"とか"Today is a good day to Die!"などとすっかり沸騰していたが、
幸い駐車場にはあの武装モンスターマシンでなくカローラフィールダーが停まっていたので
ヴァルハラの英雄には呼ばれずに済んだ。私のマシンはV8エンジンではなかったのだ。

MAD MAX Fury Road、
出光のこのCMに興奮するようなタンクローリー・トレーラー・フェチに是非お薦めである。




フュリオサの運転するタンクローリー・トレーラー=ウォー・タンク(War Rig)が
この映画のメインマシンにしてメイン・バトルフィールドだったことが
私の中ではとてつもなく重要なポイントだった。
まさにあれこそ"ハリウッド版トラック野郎"と言って差し支えないカタルシスの源泉。

もうあれだ。日本の映画がマッドマックスに勝つ為には、
トラック野郎を全盛期以上に完全復活させるしかない。
でもそれだと爆破成分が足りないから、西部警察も復活させねばなるまいて。
そうだよ!
日本はマッドマックスに対抗して"西部警察vsトラック野郎"をやればいいんだよ!

一言で言うなら、マッドマックスはメタル。

例えばウォーボーイズのV8信仰のポーズを初めて目にした時、
マノウォーサインか!?と興奮したのは私だけではない筈。

もしマッドマックスに
SLIPKNOTのパーカッション隊や
ハーレーに乗ったMANOWARや
空中ドラムセットで宙吊りのトミー・リー
が紛れてても誰も違和感を覚えまいて。




メンタリティが低下する度に
"もう一度マッドマックスを観さえすれば持ち直せる"
という謎の信頼感と強い依存性が襲ってくる。
マッドマックス 1回しか観てないのにこの依存性。V8信仰強い。